Prof Briels, Oct 2018

Posted Leave a commentPosted in Guest, LifeLog

Last few months, I was not in a mood to write an article to this blog. I had many documents to finish up, and for some of them, I could not keep the schedule and missed the deadline. For some other materials, the co-authors did their job already and wait for my reactions. Nevertheless, I […]

MDOI2015とCTM現象

Posted Leave a commentPosted in Activity, Conference, Guest, LifeLog, Rheology

このような会を行いました.この会は土井先生の還暦を記念して2008年に最初に行い,それ以来ほぼ毎年行ってきました(昨年のように休んだ年もあります).土井先生のファンの集いというような,特にはっきりした定義がない会で,土井先生をお迎えして1時間くらいお話を伺う,ことだけ満たせば,何をしてもよい会です.最初の2008年は海外から著名な招待講演者を何人もお招きしてかなりちゃんとした国際会議をやりました.その後はホテルの一室を借りて食事会をしつつ2−3人がプレゼンしたこともあり,温泉に泊まりがけでやったこともあり,土井先生が北京に移られたときは北京で国際会議にしたこともあります.今回は増渕が工学部3号館に戻りましたので(もともと土井研は工学部3号館の北館最上階の西の端にあったのです)関係各位への増渕研のお披露目も兼ねて332講義室で行いました. 内容は上記のプログラムにあるとおりですが,土井先生のお話につづいて土井研関係者(卒業生および教員だった方)および増渕研関係者の話がありました.増渕研関係者とは山本先生と4年生2名です.4年生については,もちろん卒研はまだ完成していませんので,計画と途中経過をお話して参加者からご意見を頂きました.4年生は先日の報告会に続いて2回めのプレゼンでしたが,研究が進んで内容が伴ってきたこともあり,よいプレゼンができていました. さて具体的な内容においては土井先生のお話が(当然といえば当然ですが)大変おもしろいものでした.CTM(Coin through Membrane)現象に関する理論です.冒頭の先生のご説明によれば,3次元で考えるからコインが通らないのだ,次元を上げれば通ることは不思議ではない,とか.まあ結局そんなことはないんですが.これができるゴム膜は100円ショップで売っていると山形の牧野先生が教えて下さいました.どこかで入手して,増渕研におけるレオロジーデモンストレーションの一つに加えたいと思います.

Alexei Likhtman先生ご逝去

Posted Leave a commentPosted in Guest, LifeLog, Micellaneous

Alexei Likhtman先生が事故でお亡くなりになってしまいました.まだ44歳の若さでした. Likhtman先生はモスクワ大学で高分子物理を学ばれた後,確かギリシャとイギリスでポスドクをされ,そのままイギリスで講師(っていうかイギリスのLecturer)を経て,2007年からReading大学の数学科で教授をしていました.36歳で教授になっていたということから類推できるように非常に卓越した研究者で,高分子の計算レオロジー分野ではトップの一人として確固たる存在でした.ここに先生のwebへのリンクを貼っておきますが,そのうちこのwebも無くなるんかなあ. 増渕はLikhtman先生と2003年くらいから知り合いでした.ほとんど同じ問題をターゲットにしていたので学会で知り合うのは自然で,よくお会いしてお話していました.先生がまだLeeds大学で講師をされていたころのことです.確か2005年に開かれたフランスの学会のついでに研究室におじゃましたい,と打診したところ,同じ学会に出るから一緒に移動しようということになって,フランスからイギリスまで列車で5時間,いろいろなことを話し合いました.2012年には京都に数ヶ月滞在され,ご家族もおいでになって,ほぼ毎日,昼食を一緒に食べて,共同研究の可能性などを話し合っていました. 特に思い出に残っているのは,先生のお宅に泊めていただいた時のことです.2012年に先生の研究室の博士課程の学生さんの審査委員を増渕が仰せつかり,セミナーやディスカッションもしようということで2日間先生の研究室に滞在しました.このとき,研究室のバーベキューを先生のご自宅の庭で開かれて,そこに増渕もご招待くださいました.イギリス人は魚はあまり食べない(フィッシュ&チップスに使うタラか何かと,他にもう1種類くらいしか食べなくて,あとは捨てる)らしいのですが,魚好きな日本人である増渕のためにわざわざタラの開きの大きいのを2枚ご準備くださって,(肉も食べたかったけど)お腹がいっぱいになったのでした.奥様もとても素敵な方で,たくさんの手料理を振る舞ってくださいました.その後,先生の書斎に泊めてくださったのでした.増渕が特に親しくさせていただいている海外の先生方は多分15人くらいおられて,ご自宅にご招待いただいたり,増渕がご招待したり,していますが,泊めていただいたのはLikhtman先生の家と,イタリアのMarrucci先生の別荘だけです. その後もかなりの頻度でメールをやり取りしていて,調べたら最近では10月5日付で連絡していました.ある内容で論文を書いていて,共著にするか,あるいは別々の仕事として分けるか,という相談をしていました.Likhtman先生にしてみると増渕の計算のクオリティがイマイチだったのでしょう,結果を見せたところ,共著ではなく別々にしないか?と言われて,ちょっとへこんでいたところでした. 記事によると,学会(多分アメリカのレオロジー学会)に出席して,空き時間にハイキングをしていたところ,コースから誤って転落したとのこと.写真を撮ろうとしていたようです.Likhtman先生は写真が好きで,かつお得意でもあったようで,京都に滞在されていたときも大阪まで中古レンズを買いに行ったりされていました. 非常に残念です.ご冥福をお祈り申し上げます. Alexei, I’m very sorry to hear about your loss. It is too much early. Nevertheless, I hope you walk close with God.

谷口貴志先生ご来訪

Posted Leave a commentPosted in Guest, LifeLog, Micellaneous

 7月17日(金)に京大から谷口貴志先生がおいで下さり,(田中先生と同じく)またもや応化での集中講義をなさいました.内容は相分離の平衡論とダイナミクスだったようです.ようです,というのは,増渕自身は講義や顕微鏡メンテナンスの業者対応などで聴講できなかったため,谷口先生にお昼ごはんをご馳走しつつ内容をお聞きしたからです.増渕研の4年生二人に聴講してもらいましたが,彼らにはとてもよい内容だったのではないかと思います.  谷口先生と増渕は因縁浅からぬ仲です.これまで名大土井研で1年お互いが助手としてご一緒しただけでなく,山形大学では(在籍期間は重なっていませんが)同じ教授にお仕えし,さらに京大では同じCREST研究に携わりました.講義の後のセミナーではCREST研究「ソフトマターのマルチスケールシミュレーション」の発展に関してお話がありました.分子レベルの運動や構造をどのようにして材料のマクロな挙動につなげるかという問題で,支配方程式が異なる複数の計算を接続しなければならない.例えばNCCで取り組んでいる高分子コンポジット材料などは,マルチスケール問題の典型であると考えられています.現状ではまだ単純な系で考え方の確認を行っている段階ですが,ソフトマターを対象にしている研究者は日本では少ないのです.谷口先生のご講演の中では増渕にも宿題が出されてしまいました.解決されるべき課題は山積みですが,先生も言われていたように少しずつでも進めなければなりません.  谷口先生も増渕もソフトマター物理をやっているので,増渕の実感として判るのですが,谷口先生には増渕は研究者として全く敵いません.お仕事の幅が広く,それぞれのお仕事にゴマカシがありません.先日の田中先生と同様に,今後もご指導をお願いしたい先生です.

九大 田中敬二先生 

Posted Leave a commentPosted in Guest, LifeLog

(物工とは直接は関係ありませんが)6月19日に応化の招聘による田中敬二先生(九大)の集中講義とセミナーが行われました.この方は間違いなく高分子研究者のエースのお一人です.高分子材料の表面・界面にかかる実験,特にダイナミクスの計測においては国際的にもトップです.基礎的に重要なお仕事をされているだけでなく,応用面でも様々な可能性を見せておられます. 今回のお話で印象に残ったのは,界面ではバルクとは粗視化の枠組みが異なる可能性がある,と田中先生が言われていた(と増渕は聴いた)ことです.粗視化というのは系の自由度を統計力学的に平滑化して,遅い自由度だけを議論する方法論です.このとき遅い自由度の分布関数(平衡構造を決める)と,易動度テンソル(ダイナミクスを決める)が問題になります.これら2つの要素をどう決めるかはバルクでも簡単ではありませんが,界面だと,界面からの距離に応じて分布関数も易動度も異なる,その効果を入れる必要があります...増渕はそういうアプローチ(枠組みを変えるところまでは行かない)でいいのかと思っていましたが,それだけでは違う,と田中先生はお考えのようです.ダイナミクスが非常に遅く非平衡性が高いことが問題なのか?なにが問題か,はっきり理解できていませんので,もうちょっと教えて頂く機会を作りたい. 田中先生は,イケメンで人柄も温厚かつ快活.プレゼンもすばらしい.以前から素晴らしかったですが,さらに磨きがかかったようです.増渕はたまたま,前日18日に東京でこのような研究会があったので,田中先生の長めのご講演を2日連続で拝聴しました.タイトルはほぼ同じでしたが中身がほとんど違っていました.同じタイトルで内容が違う話を1時間x2回(もちろんクオリティを落とさず)できる人はあまりいないように思います.褒めすぎるのもどうかと思いますが,悪いところが見当たらない. 夜は応化の関先生や高野先生等と夕食会が行われ,増渕も出席させていただきました.夕食会の後,間髪入れずにご挨拶メールをいただきました.こういうあたりがデキる男ですね.同世代ではありますが,ご指導いただきたい先生方のお一人です.

近大の荒井先生+小林くん来訪

Posted Leave a commentPosted in Guest, LifeLog, Micellaneous

少々前のことですが6月3日に近畿大学理工学部の荒井先生をお招きしました.先生のグループのwebはこちらです.Dissipative Particle Dynamics(DPD)というシミュレーション手法を用いて様々な現象に取り組んでおられます.今回はDPDの基礎と先生のグループでの応用例について1時間の講演をしていただきました(写真をとっておけばよかった).松下研など他の研究室からも聴講にきていただきました.皆さまありがとうございます. 荒井先生は慶応大学の泰岡研究室のご出身です.泰岡先生は名大応物工業力学講座で学位を取られた,分子動力学法の専門家です.増渕と同じ研究室かつ同期ですので昔から何かと交流があり,泰岡研の学生さんの研究に増渕がコメントしたりします.荒井先生はそういう学生さんのお一人でした.最初の論文は紐状ミセルの構造形成に関する論文でした.このときたしか修士の学生さんだったと思います.お会いした当初は文系就職を目指しておられました.明朗快活,サービス精神旺盛の素晴らしい方なので,文系に進まれても(あるいは文系にすすまれた方が?)成功を収められたでしょう.しかしその後,泰岡先生のご薫陶を受けて博士課程に進まれ,研究者として活躍しておられます. 荒井先生のグループから,4年生の小林くんも来てくれました.近大では3年から卒研配属になるとのことで,すでに1年研究をしていて.カナダでの国際会議発表もしたそうです.英語で論文も書いていて,今回はその内容を増渕に話しに来てくれました.立派なものだと思いました.ぜひこれからも頑張ってください.

土井先生ご来訪

Posted Leave a commentPosted in Guest, LifeLog

この研究室の源流であるところの土井正男先生が4月13日にご来訪くださいました.増渕・山本がNCCの会議に出なければならず,1時間くらいのご滞在となってしまいました.非常に残念でしたが,またぜひおいでください. 旧コウリキ,土井研関係者の皆様,一度3号館にお戻りください.