近大の荒井先生+小林くん来訪

少々前のことですが6月3日に近畿大学理工学部の荒井先生をお招きしました.先生のグループのwebはこちらです.Dissipative Particle Dynamics(DPD)というシミュレーション手法を用いて様々な現象に取り組んでおられます.今回はDPDの基礎と先生のグループでの応用例について1時間の講演をしていただきました(写真をとっておけばよかった).松下研など他の研究室からも聴講にきていただきました.皆さまありがとうございます.

荒井先生は慶応大学の泰岡研究室のご出身です.泰岡先生は名大応物工業力学講座で学位を取られた,分子動力学法の専門家です.増渕と同じ研究室かつ同期ですので昔から何かと交流があり,泰岡研の学生さんの研究に増渕がコメントしたりします.荒井先生はそういう学生さんのお一人でした.最初の論文は紐状ミセルの構造形成に関する論文でした.このときたしか修士の学生さんだったと思います.お会いした当初は文系就職を目指しておられました.明朗快活,サービス精神旺盛の素晴らしい方なので,文系に進まれても(あるいは文系にすすまれた方が?)成功を収められたでしょう.しかしその後,泰岡先生のご薫陶を受けて博士課程に進まれ,研究者として活躍しておられます.

荒井先生のグループから,4年生の小林くんも来てくれました.近大では3年から卒研配属になるとのことで,すでに1年研究をしていて.カナダでの国際会議発表もしたそうです.英語で論文も書いていて,今回はその内容を増渕に話しに来てくれました.立派なものだと思いました.ぜひこれからも頑張ってください.

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