2016線形代数1の結果

そういえば受講生に案内するのを忘れたのであまり意味がないポストかもしれませんが,今年度の線形代数1の期末試験の結果が出たのでポストします.成績としてはS, A, B, C, F, 欠,の順に, 5, 25, 22, 15, 13, 2名でした.欠の人は一度もレポート提出もないのでまあ受ける気がないのでしょうということで再試験の対象になっていません.またFの13名のうち,1名はあまりにもひどい成績で再試験の基準に満たないので再試験対象になっていません.ちなみに昨年の成績はS, A, B, C, F, 欠,の順に, 6, 33, 20, 12, 9, 1名でした. 

今年は模擬試験もやったし過去問も配って解説しており,かつ定期試験は模擬試験より簡単にしてあったので,もっと成績がよいと思っていたのですが,平均点はむしろ昨年より低いという,残念な結果に終わりました.特に,不合格Fの人数も昨年より多いのが悲しい.不合格の人たちは計算ミスで惜しいとかそういうことでなく,明らかに理解できていない間違いをしている人たちです.再試験頑張って下さいとしか言いようがありません.過去問を適当に見るのではなく基本を見直してください.なおSの5名は満点です.大変結構だと思います.

Fの人を見ると名簿で連続している人があったり,試験の答案も続いたりしています.これは日頃つるんでいる人たちがまとめて死んでいるように見えます.講義中もざわざわすることが多いクラスでしたので,あまりよろしくない傾向かもしれません.周りに流されずに頑張って下さい.なお昨年Fを出した人たちは大抵再試験で復活したようで,再履修の人数は多くありませんでした.来年度は工学部の改組があるので,増渕がこの講義を続けて担当するかどうかわかりません.

今回の線形代数はTAとして研究室のM1の学生さんにお世話になりました.ありがとうございます.

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