こういう商品の情報がありました.どちらも買わねばならん気がします.こういう商品はあまり売れないとすぐに無くなってしまって,後から手に入れようとしても難しいのです.もちろんずっと売れてくれて定番商品になれば良いのですが.
レオロジーを利用したおもちゃの元祖はシリパテだと思います.このwikiのHistoryのところに詳しく書いてありますが,シリパテは第二次世界大戦中にアメリカが行った合成ゴム開発プロジェクトの失敗物だったのです.こんなものなんの役にも立たないと思われたところを,おもちゃとして売り出したら大成功したわけです.宇宙飛行士のおもちゃとしてアポロに載って宇宙にも行きました.
増渕世代のオジサンには懐かしいスライムも大ヒットしたレオロジーおもちゃです.(このスライムのwikiに書いてある,第二次大戦中のアメリカで云々,はシリパテの間違いじゃないかな?)あのルービックキューブと同じくらい売り上げています.
液体ではなく固体モノでも触感を売りにするおもちゃはたくさんあり,例えばこれとか,それなりにヒットしました.
元レオロジー学会会長の上田さんによれば「レオロジーはおさわりの学問」ということです.まず触感から入るのは増渕も同意します.触感とデータの関係が感覚的に判る人は良いレオロジストだと思います.