2016年1月20日〜22日の三日間で開催されたIWEAYR-11に増渕研究室のB4二人(磯田と平山)で参加してきました。帰国から一週間が経ち、落ち着いてきたところで記憶が新しいうちに磯田の視点から学会の思い出を残しておきたいと思います。もうひとりの平山くん視点はこちらです。
IWEAYRとは、リンク先にもありますが International Workshop for East Asian Young Rheologists の頭文字を取ったもので、その名の通り東アジアの若いレオロジー研究者のための学会です。発表者は主に学生で参加国は日本、中国、韓国、タイでした。今回は第11回目の開催で、中国の深圳(シンセン)大学で行われました。深圳は香港から近くにある工業都市で現在もビルなどの建設が進められていました。残念ながら増渕先生は講義のため参加できず、研究室としては学生のみで参加しました。
- 11月初旬 学会の予定表が増渕先生に届く
- 11月末 参加登録
- 12/15 予稿提出(英語でA4一枚)
- 1/15 発表スライド提出(英語で4分スピーチできるくらい)
- 1/20 出国、深圳に到着、受付とレセプション
- 1/21 発表(前半組)、グループアクティビティ
- 1/22 発表(後半組)、ポスターセッション、グループアクティビティの発表
- 1/23 帰国
以上の日程で学会を終えました。以下には特に印象に残ったこと二つを書きます。
一つ目は本来の目的である発表です。発表形式は口頭とポスターの二つがありました。僕たちはポスターで4分間スピーチとポスターセッションをしました。ポスターセッションは自分の研究についてまとめたポスターを作成し、一定時間ポスターの前に立ち興味を持ってくれた人に説明するというものです。初めての学会でさらに英語ということで、僕はとにかく緊張しました。あまり覚えてないですが、たくさん間違えたと思います。自分の発表には満足できなかったですが、他の人の発表や学会そのものの雰囲気を学べたので、得るものはとても多かったです。
二つ目はグループアクテビティです。これはIWEAYR特有のものらしいです。内容は国籍をごちゃ混ぜにした7人くらいの決められたグループにお金が渡され、適当に遊びに行き、翌日行程を発表するというものです。
当日できたグループでいきなり予定を立てるので、英語を話さなければなりません。下手ながらも英語を喋ったら、意外と通じちゃいます。通じるとわかると、めちゃくちゃ楽しくなります。僕のグループは出店や屋台で中国料理を食べた後、テーマパーク「世界の窓」に行きました。世界の窓には世界中の世界遺産や有名な建築物のミニチュアモデルが所狭しと配置されていました。深圳のテーマパークはここだけなので他のグループも来ていたようです。研究から普段のことまで、つたない英語でしたが沢山話せました。だんだん英語で相槌とか打てる自分に嬉しくなったり、うまく英語で言えなくて悔しくなったりしました。
⬆世界遺産たち
行く前は不安でしたが、学会は楽しかったです。書いたこと以外にも様々な経験を積めました。
初めてのことばかりで、多くの方に助けていただきました。お世話になった皆様に、この場をかりてお礼申し上げます。
来年はタイのリゾート地で開催されるそうです。IWEAYR-12に参加できるように、一年間研究と英語を向上させていきます。今年一年頑張るためのモチベーションを得られたと思います。
ここに書いた以外のことも聞きたいと思った方は是非、増渕研究室に来てください。いつでもお待ちしています。
磯田でした