応用物性(2018前期)

2018年前期の応用物性(物理工学科4年生選択)の成績分布を示します.この講義は増渕が担当するようになってからソフトマター物理学の平衡論を扱っています.話題としてはスポーツドリンク,おかゆ,牛乳,泡,液滴,ゴム,などで.それらの物性を統計力学で議論するという内容です.

以下のような成績分布となりました.

全受講者数:63名
S:5名
A:4名
B:2名
C:6名
D:0名
欠席:46名

名大物工ではソフトマターを扱っている研究室は多くないため,とりあえず受講登録だけしてみたが,途中で聞くのをやめた(あるいは最初から来ない)人がかなり多く,もう一つの飯田先生の講義に流れたようです.しごく妥当と思います.

成績の分布は2極化しています.SやAの方はもちろんBの方もこちらの意図を理解してくださっていることがわかる答案でした.一方でCの方は熱力学や統計力学の基本の理解に問題があるか,あるいは,そもそも講義に興味がわかなかったのではないかと思われる答案でした.

なお増渕研配属の4年生については皆さんよくできていて,関心をもって聞いてくださったことがわかり,安堵しました.

ちなみに昨年はこうなっていました.

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